原産国・メーカーによって異なりますが、一般的に欧州車は国産車に比べてオイル交換推奨距離が長い傾向にあります。
これは国の気候や、道路状況、乗り方、使用するエンジンオイルなどが国によって異なるため。ですが、日本国内で走行する場合はほとんどの車がシビアコンディションになります。オイル交換の目安となる走行距離を国産車より長く設定している車種であっても、メーカー推奨の交換頻度で乗るのはオススメ出来ません。
通常のオイルであれば日本車と同じ交換頻度、ロングライフのオイルであれば1年ごとの交換がオススメです。
エンジンオイルは、車にとっての血液です。なので、車を動かすうえで必要不可欠なもの。
エンジンオイルには、様々な役割があります。5つ厳選してご紹介。
【1】冷却作用
車を走行中のエンジンは、数百度という高温になるんです。これを冷却するため、エンジンオイルはクランクやシャフトなどの各パーツ間を循環し、熱を吸収します。
【2】潤滑作用
エンジン稼働時の摩擦抵抗を減らし、円滑に動くようにします。
【3】密封作用
ピストンとシリンダーの隙間にエンジンオイルが入ることで、エンジンルーム内の気密性を保ち、ガソリンの燃焼ガスが外に漏れ出ることを防ぎます。
【4】防錆作用
エンジン内部には外気温との差によって水分が生じやすく、この水分が錆の発生原因になることがあります。エンジン内部にエンジンオイルによる油膜を張ることで金属製のパーツ表面をコーティングし、サビを防ぎます。
【5】清浄作用
エンジンを長期的に稼働させていると、ガソリンやオイルなどの燃え残りであるスラッジが蓄積してきます。エンジンオイルはスラッジや細かい金属片などを吸着、回収し、オイルフィルターを通して汚れを除去してくれます。
オイルが漏れたり、劣化すると上記の役割を果たすことが出来なくなり、燃費の低下やエンジン故障などの様々な不調が現れます。その状態で乗り続けていると、エンジン内の金属が摩擦で摩耗して異音がしたり、オイルは燃えカスや鉄粉・錆などで真っ黒になりエンジンにかなりのダメージを及ぼします。エンジンオイル交換を行うことで、部品が滑らかに動くようになり、パーツに付着している汚れが取れやすくなります。
そのため、車の使用頻度に関わらず、エンジンオイルは「半年を目安」に交換することをオススメします。
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光市にお住まいのY様よりBMW ミニのエンジンオイル交換を含んだ車検のご依頼です。
今回はエンジンオイルの交換時期が来たため、ご入庫いただきました。エンジンオイルは交換しないと車に様々な不調が現れるので、定期的に交換が必要です。
車検費用は96,918円(税込)でした。(工賃44,000円 部品代16,918円 諸費用36,000円(自賠持ち込み))。ちなみにオイル+オイルフィルター交換のみの場合は13,750円(税込)です。 (工賃1,100円 部品代12,650円)
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